アキレス腱炎

アキレス腱炎（アキレスけんえん）とは、アキレス腱に炎症が

起こり、痛みや腫れが生じる疾患です。アキレス腱は、

ふくらはぎの筋肉（腓腹筋・ヒラメ筋）とかかとの骨（踵骨）

をつなぐ腱で、歩く・走る・ジャンプするなどの動作で大きな負担がかかります。

アキレス腱炎の症状は、初期段階では軽い痛みや違和感から始まり、放置すると慢性化し、治りにくくなることがあります。

✅ アキレス腱の痛み（特に運動後や朝の歩き始め）

✅ かかと近くやアキレス腱周辺の腫れや熱感

✅ アキレス腱を押すと痛みを感じる

✅ ふくらはぎの張りや硬さ

✅ 動き始めのこわばり（特に朝や長時間座った後）

✅ つま先立ちやジャンプ時の痛み

アキレス腱炎の主な原因と言われていることとは？

オーバーユース（使いすぎ）

長時間のランニングやジャンプ動作の繰り返しにより、アキレス腱に過度な負担がかかることで炎症が起こる。特に、スポーツ選手やアクティブな人に多い。

運動量の急激な増加

急に練習量を増やしたり、新しいトレーニングを始めたりすると、アキレス腱が負荷に耐えられず炎症を引き起こしやすくなる。

✅ 柔軟性の低下
ふくらはぎやアキレス腱が硬くなると、歩行や走行時の衝撃を吸収しにくくなり、アキレス腱に過剰な負担がかかる。特にストレッチ不足の人に多い。

✅ 不適切なシューズ
クッション性が低い靴や、足に合わない靴を履くことで、アキレス腱に負担がかかりやすくなる。特にランニングやスポーツをする人は、靴選びが重要。

✅ 足のアライメント異常（偏平足・回内足など）
偏平足（足の土踏まずが低い）や回内足（足が内側に倒れやすい）などの足の形の問題があると、アキレス腱への負担が増えやすい。

✅ 加齢による腱の変性
40代以降はアキレス腱の弾力性が低下しやすく、小さな負荷でも炎症が起こりやすい。特に運動習慣がある人は注意が必要。

✅ 不適切なランニングフォーム・姿勢
足の着地の仕方や姿勢が悪いと、アキレス腱にかかる負荷が増えて炎症の原因になる。特に、前傾姿勢や足の使い方に偏りがあるとリスクが高まる。

✅ 地面の影響（硬い路面での運動）
アスファルトやコンクリートのような硬い路面でのランニングは、衝撃が直接アキレス腱に伝わりやすく、炎症を引き起こしやすい。

✅ ウォームアップ不足
運動前に適切なウォームアップをせずに急に負荷をかけると、アキレス腱が硬い状態のまま動き、炎症が起こりやすくなる。

✅ 過度なヒールの使用
ヒールの高い靴を日常的に履くと、アキレス腱が短縮しやすくなり、急に運動をした際に負担がかかる。特に女性に多い原因のひとつ。

予防のポイント
適切なウォームアップ・ストレッチを行う
無理のない運動量でトレーニングする
クッション性の高い靴を選ぶ
正しいフォームで運動する
適度な休息をとる

座骨神経痛は、腰から足にかけて走る「座骨神経」が何らかの原因で圧迫されたり刺激されたりすることで起こる痛みやしびれの症状です。以下に座骨神経痛の主な原因を詳しく説明します。

1. 椎間板ヘルニア

椎間板の中の柔らかい髄核が外に飛び出し、神経を圧迫する

ことで座骨神経痛が引き起こされます。

特に若い世代や中年層に多く見られ、急に重い物を持ち上

げる、無理な姿勢をとるなどが引き金になることがあります。

2. 脊柱管狭窄症

加齢などにより脊柱管（神経が通るトンネル）が狭くなること

で、座骨神経が圧迫されて痛みやしびれが生じます。

高齢者に多く見られ、立っていると痛みが強くなり、座っ

たり前かがみになると症状が和らぐのが特徴です。

3. 梨状筋症候群

お尻の筋肉である梨状筋が緊張や硬化を起こし、その下

を通る座骨神経を圧迫することで症状が発生します。

長時間座りっぱなしの仕事や運動不足、無理な姿勢が

原因になることが多いです。

4. 腰椎すべり症

腰椎（腰の骨）がずれて座骨神経を圧迫することで痛み

やしびれが生じます。

運動や加齢による腰椎の変化が主な原因です。

5. 筋肉の硬直や過緊張

長時間の座り仕事や悪い姿勢、運動不足によって、腰や

お尻の筋肉が硬直し、座骨神経を圧迫することがあります。

繰り返しの負荷や疲労の蓄積が原因になることが多いです。

6. 妊娠

妊娠中、胎児の成長による骨盤周りの圧迫や体重の増加が

原因で、座骨神経が刺激されることがあります。

7. その他の原因

外傷：腰やお尻を打撲したり、骨折などが原因で神経が

圧迫されることがあります。

腫瘍や炎症：まれに、腫瘍や炎症が座骨神経を直接圧迫す

るケースがあります。

糖尿病：糖尿病による神経障害が原因で座骨神経痛のような

症状が現れることがあります。

8.血管の問題

「閉塞性動脈硬化症」と言って、血管が狭くなったり詰まったりして、血流が悪くなる病気です。脳や心臓、手や足など全身の動脈に起こり、さまざまな症状を引き起こします。

症状は、狭窄や閉塞が悪化すると段階的に進行します。

初期：冷感やしびれ感

間欠性跛行：歩いているとふくらはぎなどが痛くなり、休むと痛みが和らぐ

安静時痛：歩かずに安静にしていても痛みが続く

病院では、まずレントゲン検査を受け、骨の異常を確認します。

必要があればMRI検査を受けます。

よほど状態が悪くなければ痛み止めの薬やシップが処方され様子

を見ていく形になります。またあまり痛いようだと神経ブロック

注射をされていることろもあります。

どちらもはじめのうちは少し効いていたが今では全然効かず痛み

が変わらない方が多くいらっしゃいます。

また、整体などの施術では痛い所の筋肉を揉みほぐしたりしています

が一時的に少し楽になる程度ですぐに戻ってしまうなど根本的な改善

には至っておりません。

鑑別診断がとても大事です

座骨神経痛の痛みやしびれ、本当にお辛いですよね。

立っているのも座っているのもつらいその症状を、なんと

かしたいというお気持ち、とてもよく分かります。

座骨神経痛と一言で言っても、その原因は人それぞれ異なります。

たとえば、腰椎のトラブル（椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症）、

お尻の筋肉の緊張（梨状筋症候群）、さらには骨格の歪みなど、さま

ざまな要因が絡んでいることがあります。

当院では、かんべつ診断を徹底して行い、痛みやしびれ

の本当の原因を見極めます。

そのうえで、原因に合わせた的確な施術を行うことが

当院の強みです。

施術を受けた多くの方から、『長年悩んでいたしびれが

和らいだ』『通い始めてから痛みが軽くなり、日常生活が

楽になった』というお声をいただいております。

座骨神経痛は、しっかりと原因にアプローチすることで

必ず改善に向かいます。お一人おひとりに合った施術で、

また快適に動ける毎日を取り戻しましょう。

ぜひ、安心してご相談ください

座骨神経痛がなかなか良くならず、不安やストレスを感じて

いませんか？痛みやしびれが続くと、日常生活にも大きな影響

が出てしまい、つらい思いをされていることと思います。

ですが、だいじょうぶです。

適切なケアを行えば、必ず改善に向かう道があります。

座骨神経痛が改善しない理由は、原因を正確に見極めら

れていない場合や、対処法が根本的な解決に繋がって

いない場合が多いです。

例えば、腰椎の問題が原因なのか、筋肉の硬直や骨盤の歪み

が原因なのかによって、必要なアプローチは全く異なります。

だからこそ、しっかりと原因を見つけて、それに合った対策

をすることが大切です。

当院では、ただ痛みを和らげるだけではなく、なぜその痛みが

起きているのかを見極め、一人ひとりに合った施術を行っています。

『これまでどこへ行っても改善しなかった』という方でも、少し

ずつ良くなり、『もっと早く来ればよかった』というお声をたく

さんいただいています。

諦めないでください。あなたの体はまだしっかり回復する力を

持っています。一緒にその力を引き出して、痛みのない快適な

生活を取り戻していきましょう。

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